東京のベトナム語教室コラム

ベトナム語初心者が学習するポイント4つとは?詳しくご紹介

「ベトナム語はどうやって勉強したらいいの?」「効率よく学習する方法を身につけたい」などと気になっていませんか。

これからベトナム語を学ぶ人でも、正しいポイントを押さえることで、学習のモチベーションが上がります。ベトナム語をマスターするには時間がかかりますが、正しいやり方で身につくでしょう。

今回はベトナム語初心者のために、学習するうえで重要なポイントを4つにまとめました。この記事を参考にすれば、新しい言葉をマスターするきっかけをつかめます。

1.まずは毎日ベトナム語に触れる時間を作ろう

ベトナム語の学習でもっとも大切なのは、毎日言葉に触れる時間を作ることです。できれば毎日決まった時間にベトナム語を学ぶ方が習慣化できますが、事情に応じてスキマ時間の活用も考えられます。

1-1.毎日「ベトナム語」時間を作る

毎日「ベトナム語」に触れる時間を作りましょう。ベトナム語で書かれたテキストやニュース記事を見るだけでなく、ドラマのDVDの視聴など習慣になります。

「毎日午前7時~8時、午後9時~10時」というように、いつもベトナム語に触れられそうな時間を見つけましょう。習慣的に勉強することで、新しい言語をマスターしやすくなるからです。

外国語のマスターは日々の積み重ねです。毎日ベトナム語に触れる時間を作って、上達を目指してください。

1-2.スキマ時間で効率よくベトナム語を学習してみよう

スキマ時間の活用もベトナム語の学習には有効です。プライベートでまとまった時間を確保できないときは、スキマ時間で学習時間を稼ぎましょう。

たとえば通勤電車や入浴中、寝る前のわずかな時間など、人間が自由に使える時間はあります。ひとつひとつの時間は短いかもしれませんが、それらを積極的に活用すれば、1日の合計勉強時間を増やせるのです。

むしろ1時間ずっとベトナム語に集中して勉強するよりも、10分間の勉強を6回繰り返す方が、ベトナム語の情報が記憶に残りやすいといえます。外出中や入浴中など、ちょっとした時間をベトナム語の学習に使うことで、日々を充実させられるでしょう。

2.ベトナム語の音を聞いてマネしてみる

ベトナム語は、漠然と勉強するだけではマスターしづらい言語です。音を聞きながらマネをすれば、体になじみやすくなります。音を聞いてマネする方法を学びましょう。

2-1.カタカナに言い換えるよりも聞こえたままに発音してみる

ベトナム語を学ぶときは、日本語のカタカナに置き換えないでください。聞こえた通り発音することが重要です。

ベトナム語に限らず外国語は、日本語のカタカナにはない発音方法が多いといえます。カタカナに置き換えた発音は、ベトナムのネイティブには伝わりづらいでしょう。

テキストのCDや動画の音声からベトナム語を聞き取り、感じたままに発音しましょう。これを毎日繰り返すことで、自然な音を体が覚えてくれます。

2-2.ベトナム語独自の声調、母音、子音は要チェック

ベトナム語には6種類の声調、12種類の母音があり、子音も独自のルールがあります。たとえば「a」だけでも声調の有無や違いに応じて「a」「à」「á」「ả」「ã」「ạ」に分かれているのです。

さらにベトナム語には12種類の母音があり、単語に応じて使い分けることが重要です。子音も「-ch」と「[c]」のようなベトナム語独自のものを含め、注意しながら発音しましょう。

ベトナム語の発音ルールは英語と違った部分が多いのです。すべてを覚えるのは少し大変かもしれませんが、ひとつずつ丁寧に練習すると覚えられます。

3.文章を書き留める

ベトナム語の勉強でおすすめは、とにかく書き留めることです。最初は基礎表現をマスターしてから、毎日のルーティンでノートやルーズリーフに書いていきましょう。

3-1.基礎表現から始めよう

ベトナム語の会話をマスターするうえで、基礎表現を覚えることが大切です。たとえば「こんにちは」を意味する「Xin chào」(シンチャオ)のような挨拶から始まり、自己紹介や道を尋ねるときなど、多くの人が日々の生活で使うフレーズをマスターしましょう。

ベトナム語の文法は「主語+動詞+目的語」が原則です。基礎表現を覚えることは文法のマスターにもつながります。基本的な表現に慣れることで、心からベトナム語を楽しめるでしょう。

3-2.毎日のルーティンでベトナム語を書き留める

毎日のルーティンとして、ノートやルーズリーフにベトナム語を書きとめましょう。書くことにより、言葉を体中で覚えやすくなるからです。

「朝起きたらベトナム語の文章を10個は書こう」という風に、学習ルーティンを決めてください。新しく覚える単語も文章に組み込むことで、マスターしやすくなるでしょう。

聞いてマネするだけでなく、書く習慣もつければベトナム語を効率的に学べます。1日のうち「午前中は聞いて話し、午後は書く」という風に習慣を分けるのが有用です。

4.ひとつのテキストを何度も練習に使う

ベトナム語を学習するなら、たくさんのテキストよりもひとつのテキストに集中してください。優良なテキストを何周もすることで、言葉がなじみやすくなります。

4-1.ひとつのテキストを何周もすること

ベトナム語のテキストは一周して終わりではなく、何度も復習しましょう。多くのテキストを買わずに済むのでコストカットにつながりますし、復習を繰り返す方が有利だからです。

復習しているうちにテキストの大部分を覚えたら、新しいベトナム語のテキストを買いましょう。そのテキストも何周も勉強することでマスターしやすくなります。

ベトナム語を勉強するときは、一周して満足せず、何周も復習を重ねるとよいでしょう。

4-2.良質なテキストの選び方

ベトナム語のテキストを初めて買うなら、発音の練習がしやすいかどうかを考えましょう。それにはレッスン用のCDつきがおすすめです。

たとえばマルチリンガルライブラリーが提供する『ベトナム語レッスン初級』シリーズは、基礎から丁寧に学べることで人気です。CDもついているので、発音のマスターにも役立ちます。

このように体と耳の両方で覚えられるテキストを使えば、ベトナム語を効率よく学べるでしょう。

5.まとめ

ベトナム語をマスターするには、習慣が大切です。毎日決まった時間かスキマ時間を有効活用しましょう。

勉強の方法もCDから聞こえる発音をマネしたり、ベトナム語の文を書き留めたりすることが重要です。日々の学習の積み重ねで、ベトナム語の上達を感じてください。

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